『First Love 初恋』で衝撃を与えた俳優・木戸大聖が金髪ヘアを披露「父親役は念願のチャンス。いつか自分も家庭を作りたい」
ヴィジュアルインタビュー誌『with』から、増刊号・新MOOKシリーズ『with BOYFRIEND』が創刊しました! 雑誌に掲載されている木戸大聖さんのインタビューの一部を抜粋してお届けします。 『First Love 初恋』で衝撃を与えた俳優・木戸大聖の金髪ヘアを写真で見る 抜群の瞬発力で全身からアンニュイなオーラを放ち、カメラの前で夜を纏う。ヘアメイクや衣装、ロケ場所のイメージから受け取ったインスピレーションを即座に体現できる俳優だ。〝初恋の人〟を想起させる荒削りでピュアな役でブレイクのきっかけを摑んだが、それを逆手に取るようにドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系)ではワンオペ育児に励む金髪のパパ役に挑戦。現状維持は一切せず、常にアップデートに挑む木戸大聖の信念に迫る。
父親役は念願のチャンス。いつか自分も家庭を作りたい
「実はまだ理想の金髪に辿り着いていなくて。監督と相談しながらブラッシュアップする予定です」と、役作りのこだわりを語る。便利屋の伴優弥は頭にタオルを巻いて登場するシーンが多いが、チラッと見える髪の色にも妥協したくないのだろう。木戸大聖が父親を演じるのは初めてだが、気負いは感じない。 「『ゆりあ先生の赤い糸』の原作漫画を読んで、伴ちゃんの裏表がない人柄に惹かれました。少年っぽい部分もあるけど、ちゃんと父親としての自覚も持っていて、すごく愛おしくて応援したくなる存在なんです。だから、僕もあまり考えすぎずに伸び伸びと演じたいと思っています。もともと子どもが大好きなので、撮影現場で父親の喜びや苦労を疑似体験できるのはシンプルに嬉しいですね」 劇中ではヒロインの伊沢ゆりあ(菅野美穂)が、突然倒れてしまった夫・吾良(田中哲司)の介護に奮闘しながら、夫の〝恋人〟と名乗る美青年・箭内稟久(鈴鹿央士)と同居することになる。他にも次々と登場する夫の関係者に翻弄されるカオスな人間模様が見どころだ。 「菅野美穂さんは僕が小さい頃からバラエティ番組などで拝見していた姿と変わらず、すごく明るくてポジティブなパワーを放っている方です。たとえ自分が笑われ役になってでも周囲の人を楽しませたり、僕のような若手ともフラットに接してくださったり。その人間としての懐の深さはゆりあさんに通じるところがあると思いますし、もはや、ゆりあさんにしか見えません(笑)。伴ちゃんはゆりあさんに惹かれていく役柄なので、僕も変に緊張や遠慮をしないで堂々とアタックしていきます!」 芸能界に入る前からドラマが好きで、今も頭の中は仕事のことでいっぱいだ。でも子ども好きを公言しているし、将来は自分の家庭を築きたいと思っている。結婚を前向きに考えているのは両親の影響が大きいようだ。 「僕の両親はすごく仲が良くて、いつも家庭内には明るいムードが漂っていました。それを心から尊敬しているし、いつか自分もそういう親になりたいと思っています」
木戸大聖
きどたいせい 1996年12月10日生まれ。福岡県出身。2017年、ドラマ『僕たちがやりました』で俳優デビュー。2022年、Netflixオリジナルシリーズ『First Love 初恋』にて、佐藤健演じる並木晴道の若き頃を好演し、一躍注目を集める。2023年は、『僕たちの校内放送』で連ドラ初主演を果たし、映画『先生! 口裂け女です!』でも主演を務めた。