「十数回はやった」県立高校教諭の男を盗撮で懲戒免職処分【熊本】
テレビ熊本
男の教諭は「十数回はやった」と話しているということです。勤務先の高校で生徒のスカートの中をスマートフォンで盗撮したとして熊本県教育委員会は3日付で、男の教諭を懲戒免職処分としました。 「県民の皆さまに深くおわび申し上げます」 3日付で懲戒免職となったのは、熊本市内にある県立高校に勤務する52歳の男の教諭です。県教委によりますと、男の教諭はことし10月、校内で生徒2人と会話をしていた際、録画状態にしたスマートフォンをサンダルと足に挟んで生徒1人の足元に差し入れ、スカートの中を盗撮したということです。 一緒にいた生徒が盗撮に気が付き、近くにいた女性の教諭に報告。 その女性教諭が、被害に遭った生徒から話を聞いていたところ、さらに別の生徒のスカートの中を盗撮している様子を目撃したということです。 県教委の聞き取りに対し、男の教諭は「申し訳ないことをした。謝罪をしたい」と話す一方、「7月に盗撮を初めてやって成功したためやめられなくなった。十数回はやった。満足感やスリルなどを味わう気持ちが合わさって病的になっていた」と話しているということです。 また、管理監督者としてこの高校の校長についても戒告処分としました。 県教委の教職員に対する懲戒処分は今年度これで9人となり、白石伸一県教育長は 「注意喚起を徹底してきた中で生徒への盗撮という断じてあってはならないことが 起こってしまったことについて深くおわび申し上げます」とコメントしています。
テレビ熊本