中村倫也、青木崇高ら共演者も称賛! 石原さとみが6年越しの想いを込めた渾身の演技で魅せる 映画『ミッシング』
石原さとみが主演し、『空白』『愛しのアイリーン』『ヒメアノ~ル』の吉田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった、映画『ミッシング』。この度、本作の予告映像とポスタービジュアルが公開された。 本作は、ある日突然いなくなった愛する娘の帰りを懸命に待ち望みながらも、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄される母親と、その家族を描く。 この度公開された予告映像は「なんかまたひどいこと書かれてるんだけど」と沙織里(石原さとみ)が低い声で吐き捨てるように呟くシーンからはじまる。険しい表情で見つめるパソコンの画面には、沙織里へのバッシングが並ぶ。沙織里の娘が行方不明になってから3か月。地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)は誠意ある取材を続けるが、放送される番組は局の方針で煽情的な内容にせざるを得ない。 世間の関心はいつの間にか沙織里の行動を非難する悪意ある書き込みとなって沙織里や夫の豊(青木崇高)を苦しめる。沙織里の弟・圭吾(森優作)も誘拐犯の疑いをかけられ、世間の好奇の目に晒される。家族であるはずの圭吾にも掴みかかっていくほど、沙織里たちは心を失っていく。 6年前に自ら伝手を頼り「吉田さんの映画に出たいです」と直談判したという石原は、「こういう作品がやりたかったんだ、それが完成したんだ!本当に嬉しい。夢が叶ったなと思いました。」と熱く語る。 中村は、撮影で印象的だったことについて「(石原さんが)心身をすり減らしながら芝居をする姿。それが一番ですね」と明かし、青木は「この役と向き合うこと自体が(第一子出産後の石原さんにとって)とても怖いことだと思うんです。“パン”と(現場とプライベートで)器用に切り替えてできたとしても、そういう向き合い方はしたくない、そんな役だと思います。母親というものの深さ、大きさ、偉大さ、というものを改めて感じました」と石原を称賛するコメントを寄せた。 映画『ミッシング』は2024年5月17日(金)より全国公開。
otocoto編集部