【がんばっていきまっしょい】松山聖地凱旋イベントで雨宮天が叫ぶ!
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【オフィシャルレポート】 ■公開ラジオ収録in松山東高校 キャンペーン初日である10月5日(土)には連載中のWEBラジオのスペシャル収録版「雨宮天のがんばっていきまっしょいin松山東高等学校」と題して、松山東高校の生徒の皆さんと一緒に公開収録を行なった。 自身が演じた主人公・悦子が通う三津東高校のモデル校での収録で雨宮らは、松山東高校の生徒たちからのリアルな質問や相談に答えるなど交流を行った。 また、ボート部の生徒へ雨宮は「ボート部ってどうですか?」と率直な質問を投げかけ、夏と冬で変わる練習メニューなどを興味深く聞き入っていた。 さらに作中でも登場する「がんばっていきまっしょい」の気合い入れコールを生徒会長が披露すると、雨宮は「本物を聞くのが初めて!」と興奮した様子で語り、自身も力いっぱいの「がんばっていきまっしょい」を披露すると、生徒も腹の底から「しょい!」を返し、それにも感動をみせていた。 また、コール自体が、実際に今の高校生たちにも根付いていることに驚き、本作への思いがより一層増した様子だった。 ■愛媛プレミア先行上映会 同日夜には場所をシネマサンシャインエミフルMASAKIに移し、愛媛プレミア先行上映舞台挨拶を実施した。 舞台となった愛媛に “聖地凱旋” し、全国公開に先駆けて地元の皆さんにお披露目できることについて雨宮は「逆に……松山の皆さんから観ていかがでしたでしょうか?」と問いかけ、会場が拍手であふれると「すごくうれしいです! 愛媛の色んな風景を知っている皆さんの前で、こうやってお話しできると思うと嬉しいです」と念願の地での上映に対し溢れる心境を熱く語った。 櫻木監督は「この作品をつくるために数年前から何度も愛媛に足を運んでいたので、現地の方々、ある意味愛媛のプロといえる方々に観ていただいているという謎の緊張感があります」と、ロケハンをした制作初期からを振り返った。 今回で愛媛2回目の訪問となる雨宮は、お気に入りの場所を聞かれると主人公・悦子たちが放課後に立ち寄る “ソフトタイム” を上げながらもうひとつ、「梅津寺(駅)の踏切越しの海の景色が、最初は監督が作ったアニメ的な景色だと思っていたら、本当にあったのですごく素敵だと思いました」と劇中に登場する美しい情景が実際に存在することに感動した様子で話した。 また、本当に忠実に松山を再現されていることを聞かれると、櫻木監督は「自分の足で歩いて回って舞台設定を作ったんです。主人公・悦子が住んでいる場所や通学路など結構リアルな交通網で描いていて、どんな生活をしているのか想像できるような作品になっていると思う」とのこと。美しい自然や街の風景の再現性だけでなく、妥協を見せない作品制作について熱く語った。 さらにイベントには愛媛県の菅規行副知事と愛媛県イメージアップキャラクターのみきゃんも登場し愛媛県のご当地産物(愛媛柑橘ジュース、みきゃんぬいぐるみ)が贈呈された。雨宮はみきゃんのぬいぐるみを受け取ると、本編で悦子が遊んでいたクレーンゲームを想起して「悦ネエは取り損ねてたけど、私はいただけました!」と嬉しそうに笑顔を見せた。 ■松山市役所表敬訪問 翌10月6日(日)には、雨宮と櫻木監督による松山市役所への表敬訪問が行なわれた。 野志克仁市長のもとを訪れ、この度全国公開される本作の完成を報告するとともに愛媛への感謝を込めて(市長から)挨拶した。 作品を見つけたきっかけについて、櫻木監督は「もともと『がんばっていきま.っしょい』の実写作品を見ていて、その中にも愛媛のポイント・聖地のようなところが出ていて、松山の文化的なものも含めて良いなと感じていた」と語り、舞台を細やかに描き切るうえで土台となった考えを述べた。 また、自身が演じた主人公・悦子に共感するポイントとして雨宮は「私も高校生の時に、付き合う人の幅が広がったことで、自分に対する “何者でもなさ” に打ちひしがれて無気力になっていた時期ってあったので、すごくそこが共感しましたね。それでいて、諦めきれない思いや、ここぞというときの爆発力というのは自分の高校のときとかぶります」と本作へ息を吹き込んだ熱い想いを語った。 こうして、盛りだくさんの内容で行われた劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』布教ツアーin愛媛は無事終幕。現地で様々な形で愛媛愛・作品愛を受け取り、10月25日(金)全国公開へ向けての盛り上がりを肌で感じるイベントとなった。 (C)がんばっていきまっしょい製作委員会
アニメージュプラス 編集部