大山に一気に冬が…雪景色広がる平年より15日遅れでようやく「初冠雪」の便りスキー場も期待感(鳥取
山陰中央テレビ
山陰地方に冬の便りです。今シーズン最も強い寒気が流れ込んだ影響で、19日は各地で12月並の冷え込みとなりました。大山では待望の「初冠雪」です。 白く雪化粧した大山。紅葉と雪の共演です。19日の朝は、標高約750メートルの大山寺周辺でも雪が降り、うっすらと積もりました。これは山陰地方の上空に今シーズン最も強い寒気が流れ込んだためで、大山町役場が、山頂付近で雪が降っている情報やスキー場付近での積雪を確認し、「初冠雪」を発表しました。平年に比べると15日も遅く、2023年と比べると6日遅い「初冠雪」です。 自然公園財団・伊藤信広さん: 初雪です。大変うれしいです。おめでたいです。 ふだん雪が降らないという香港からの観光客も別世界の景色に大はしゃぎです。 地元住民によると、初冠雪から徐々に季節が進み大山寺に雪が降ることが多かったということですが、今シーズンは秋の訪れが遅かった分、一気に冬がやって来た形です。 地元住民: 頂上に3回くらい降ったら大山寺も降ってくると聞いていた。今年は初っ端からこうでしょ…。 12月21日にオープンを予定しているだいせんホワイトリゾート。本格的な冬の訪れに期待を膨らませています。 だいせんホワイトリゾート・尾関雅大さん: 初冠雪が遅くなりましたけど、ゲレンデまで一気に降りてきました。大変うれしい雪です。この後、暖かくなって解けると思いますけど、雪が降ってくれることを期待して準備をしたい。 平野部の松江市でも鉛色の空が広がり、最高気温が11.5℃を記録するなど12月上旬並の寒さでした。20日も朝は山間部で氷点下の冷え込みとなるなど厳しい寒さが続く見込みです。
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