芸歴28年のまちゃまちゃ(47)「後輩にはおっぱい挟みで闘魂注入」時代が変わっても変えたくないもの
── 真面目すぎるんですかね。 まちゃまちゃさん:そういうところはあるかもしれないです。負けん気根性だけは強いから、一度始めたことを途中でひくのが嫌なんですよね。 そう考えると、吉本に28年所属しているのも、負けん気根性の意地があるのかもしれないです。吉本とは離婚してないですから。ただ、最近では、吉本での芸歴を「懲役」と呼び始めたりと、よからぬ方向に向かってますけど。 それこそ離婚寸前だ!ぐらいの気持ちで、いろいろ自由に発言させてもらってるから、ガス抜きができているのかもしれません。昔だったら、ここまで開き直った発言はできなかったと思いますが、年齢を重ねて怖いものがなくなって、どんどんラクになってきた感じです。おばさん上等!かかってこい!と思ってます。
── 年齢を重ねることで気づくものってありますよね。 まちゃまちゃさん:年々思うのは、人との出会いって本当に宝物だなということですね。 私はNSC出身ではないので、同期がいなくて、仲のいい芸人があまりいなかったんです。唯一、1年目からずっと仲良くさせてもらっているのが、女芸人で直属の先輩であるモリマンのお二人。昨年、札幌でモーリーさんがやっているスナックで、飲みすぎて救急車で搬送されてしまいまして…。そのとき、モーリーさんが心臓マッサージをして助けてくれたので、命の恩人でもあります。
芸人の友達がいない代わりに、バンドマンや地元の仲間とは、昔からずっとつながっていて、今でも私の支えになっています。 氣志團のメンバーの綾小路翔と白鳥雪之丞とは、地元が一緒で中学校の同級生。気志團のPVやCDで共演させてもらったり、プライベートでもよく飲みましたね。今もずっと仲が良くて,私がスナックを開店したときにはお祝いにきてくれたし、2021年の「まちゃまちゃ25周年記念トークライブ」では、ゲスト出演してくれました。何も変わらない関係性がすごく心地いいですね。