新聞活用の指導法学ぶ 「ちいちゃんのかげおくり」を題材に 福島県田村市の小教研部会が公開授業
田村地区小学校教育研究会国語部会の授業研究会は16日、福島県田村市の常葉小で開かれた。参加した教諭が、新聞を活用した指導法について学んだ。 3年生の授業を公開し、子どもたちが「ちいちゃんのかげおくり」を題材に、児童たちが、登場人物や家族がどんなことを思っていたのか考えた。戦時中の新聞記事を資料にし、当時は果物の皮を捨てずに食べていたことや常葉町にも都会から疎開してきた子どもたちがいたことも学んでいた。 児童が実際に新聞記事を参考にしながら、物語の背景や登場人物の心情を具体的に想像する姿などを目にし、参加した教諭は新聞を活用した指導法について理解を深めていた。 福島民報社の浦山文夫新聞講座推進本部長が解説した。 (県南版)