映画『スラムダンク』の首位は揺るがず!【アニメレンタル週間ランキング】
上位陣に動きがあるのか、トップ10を発表!
続いてトップ10を発表。 先週は1位が映画『THE FIRST SLAM DUNK』、2位が『ONE PIECE FILM RED』、3位が劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』と、それぞれ2022年、2023年劇場公開のアニメとしては最強クラスの三作品がトップ3に君臨。その顔ぶれが今週変わるのか変わらないのか気になるところ。 まずは4位から10位までを発表していこう! 【4位(↑)】ルパン三世 VS キャッツ・アイ 【5位(↓)】すずめの戸締まり 【6位(↓)】しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦~とべとべ手巻き寿司~ 【7位(↑)】もののけ姫 【8位(↑)】ハウルの動く城 【9位(↓)】転生したらスライムだった件 コリウスの夢 【10位(↓)】となりのトトロ 4月5日の金曜ロードショーで本編ノーカットでの地上波初放送があった影響か『すずめの戸締まり』が先週の4位から、映画『しん次元!クレヨンしんちゃん』も上位陣とのバトルに一息ついた感じで先週の5位からワンランクずつダウン。代わりに先週6位だった『ルパン三世 VS キャッツ・アイ』が4位に浮上するという結果に。 『ルパン三世 VS キャッツ・アイ』は『ルパン三世』アニメ化50周年、『キャッツ・アイ』原作40周年を記念して制作された作品。“世界的大泥棒×美人三姉妹怪盗”のハイブリッドなコラボレーションは、TSUTAYA DISCASの男性総合での週間ランキングでも14位にランクインするなど、多くの男性ファンに支持され順位を上げたようだ。 先週7位が9位にランクダウンとなったものの『転生したらスライムだった件 コリウスの夢』の健闘も光る。『転生したらスライムだった件』は全世界シリーズ累計4500万部&アニメ累計視聴数30億回突破、「小説家になろう」でもついに10億PV突破を達成した超人気作。本作は原作者・伏瀬氏がアニメ第二期のBlu-rayに同梱された特典ブックレットに書き下ろしとして収録した小説を全3話で映像化したもの。上位陣に動きのない中、ジブリ作品と互角に戦いながら10位以内をキープしているのは見事といえる。4月よりTVアニメ第三期シリーズの放送もスタートしていることから、今後も上位に食い込んでいく可能性が高い。ここからはベスト3の発表! 【1位(→)】映画『THE FIRST SLAM DUNK』 【2位(↑)】劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』 【3位(↓)】ONE PIECE FILM RED 1位はもはや不動の首位ともいえる存在となった映画『THE FIRST SLAM DUNK』。2023年国内興行収入ナンバーワンの158.7億を記録した本作は、3月の月間総合レンタルランキングでも1位に君臨するなど圧倒的な人気を誇っており、その勢いは4月に入っても衰えた様子は見えない。 2位を奪取したのは先週の3位から1ランクアップした劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』。26作目にしてシリーズ史上初となる国内興行収入100億を突破した本作だが、4月12日より全国ロードショーがスタートした劇場版新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の予習も兼ねてのレンタルが増えた多能性も。 3位は2位からワンランクダウンした『ONE PIECE FILM RED』が手堅く確保。2022年国内興行収入ランキングナンバーワン、アニメ作品として歴代興行収入4位というメガヒットアニメとしての貫禄を感じさせる結果となった。 これら圧倒的な人気を誇るベスト3の牙城を崩す作品が現れるのか、次週のランキングの動きに期待したい! ※作品名としての「キャッツ」と「アイ」の間は「ハート」が正しい表記
ライター 川畑剛