兵庫維新・片山代表「責任感じている」 知事選で支援の清水氏敗北で
知事失職に伴う兵庫県知事選の投開票から一夜明けた18日、日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」の片山大介代表(参院議員)は神戸市内で記者会見し、支援した前参院議員の清水貴之氏(50)が敗れた結果について「責任を感じている」と述べた。 【ひと目でわかる】兵庫県知事選を巡る主な政党の支援の構図 維新は、告示直前に同党を離党し無所属新人として立候補した清水氏を公認も推薦もせず、自民党神戸市議団などとともに支援する形をとった。こうした対応について、片山氏は「逆に維新支持層が離れていった」と振り返った。 清水氏支援の党議拘束をかけなかったこともあってか、一部議員が、再選を果たした斎藤元彦氏(47)の支持に回る動きも。「清水氏は兵庫維新の会立ち上げ時のメンバー。縛り(党議拘束)がなくても一致団結して応援すると思った」と釈明した。 片山氏は斎藤氏との今後の関係について「改革の方向性は同じ」とする一方、「出直し選を申し入れた経緯もあるので、どのように向き合っていくかは大きな課題だ」と述べた。