大根×魚は相性抜群! 簡単なのにうまみしみしみの煮物レシピ4品
まるまると太った大根がおいしいこの季節。1本どーんと買ってたっぷり楽しみたいですね。 数ある大根レシピのなかでも人気があるのが「煮もの」。しっかり味がしみたほくほくの大根の煮ものは、それだけでご馳走です! 今回は、大根に魚・さば缶を合わせた煮ものレシピ4品をご紹介します。 【画像を見る】この季節においしい「ぶり」と「大根」のコラボ料理とは? ■さば大根 さば缶を使い、レンチン10分で煮ものが完成! 【材料】(2~3人分) ・大根 ...1/3本 (約350g) ・さば水煮缶 ...1缶 (約190g) ・煮汁<混ぜる> ∟しょうゆ ...大さじ1と1/2 ∟砂糖、みりん ...各大さじ1 【作り方】 1. 大根はスライサー (または包丁) で薄い輪切りにする。さばは缶汁をきる。 2. 口径約18×深さ5~6cmの耐熱の器に大根の1/2量を広げる。さばを一口大にほぐして1/2量をのせ、残りの大根を重ねて残りのさばをのせる。 3. 煮汁を回しかけ、ふんわりとラップをかける。電子レンジ (600W) で約10分加熱し、そのまま約3分おく。ラップをはずして大根の上下を返すように混ぜ、好みで大根の葉の粗みじん切りをのせる。 (1人分133kcal/塩分1.8g レシピ考案/上島亜紀) *電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。 ■簡単ぶり大根 ぶりは煮過ぎずに、ふっくらと仕上げて 【作り方】 半月切りにした大根を鍋に入れ、かぶるくらいの水を注いでふたをする。竹串を刺してスッと通るまでゆで、ざるにあけて水気をきる。別の鍋に煮汁の材料 (酒、みりん、しょうゆ、砂糖) を煮立て、2~3等分に切ったぶりを加えて中火で煮て、いったん取り出す。煮汁を残した鍋に大根と湯を加えてふたをし、弱めの中火で煮る。ぶりを戻し入れ、ふたをして火を止め約3分置く。器に盛り、しょうがをのせる。 (1人分465kcal/塩分3.3g レシピ考案/本田明子) ■鮭としめじのみぞれ煮 煮汁を吸った大根おろしがからんでたまらないおいしさ 【作り方】 フライパンに油を熱し、3等分に切って小麦粉をまぶした鮭を焼き色がつくまで焼く。上下を返してほぐしたしめじを加え、鮭に焼き色がつくまで一緒に焼く。みりん、しょうゆ、水を加え、煮立ったら落としぶたをして中火で煮る。大根おろしを加えてさっと煮る。 (1人分226kcal/塩分2.2g レシピ考案/上島亜紀) ■塩ぶりねぎ大根 とりガラスープのうまみが溶け込み、味わい深く 【作り方】 フライパンに油を熱し、3等分のそぎ切りにしたぶりを、両面にうすく焼き色がつくまで焼く。半月切りにした大根、斜め切りにしたネギ、水、とりガラスープの素、酒、塩を加え、煮立ったらふたをして中火で煮る。器に盛り、ゆずこしょうを添える。 (1人分277kcal/塩分1.6g レシピ考案/武蔵裕子) * * * 大根と魚は、相性抜群。魚のうまみをたっぷりと吸った大根は絶品です。肉中心になりがちな夕飯のレパートリーに、ぜひ加えてください! 撮影/豊田朋子、木村拓、澤木央子、高杉純 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田子直美 監修/真木文絵 文/さいとうあずみ