15秒不足で再試験対象に 大阪人間科学大、47人
大学入試センターは13日、大学入学共通テストの試験会場となった大阪人間科学大庄屋学舎(大阪府摂津市)で、監督者が「地理歴史・公民」の試験を15秒短く終了するミスがあり、47人が再試験の対象になったと発表した。監督者の時計が遅れていた可能性があるという。 センターによると、試験は1科目受験者向けで、午前10時40分から60分間。監督者が口頭で試験開始を伝えた時点で、タイムキーパーは15秒ほどの遅れを認識したが「誤差の範囲だと思った」として申告しなかった。 終了後に受験生から指摘があり判明。監督者とタイムキーパーが、事前に時計の照合をしていなかったことなどが要因とみられるという。