24年の年間女王・竹田麗央のパッティングの極意は「ロングパットは転がし、ショートパットはヒットするイメージです」
もう一つ、パッティングでボールは転がす感覚なのか打つ感覚なのか聞いてみると「ロングパットは(ボールの転がる)スピードをイメージして転がすイメージですが、ショートパットはしっかりヒットするようにしています」とのこと。 ロングパットほど「打つ」イメージが強くなると大オーバーしたり、逆に打てなくなり大ショートになることに心当たりありませんか。竹田選手の言うように「ロングパットはスピードをイメージして転がす」ように意識してみる価値は大いにあるでしょう。 そして練習中の意識は「思ったところに出球が出るように練習します」という言葉から「ショートパットはしっかりヒット」することにつながります。カップ周辺はすべてのプレーヤーが踏む場所でもあるので、最終組に近くなると少なからず芝の影響もあることでしょう。 「思ったところに出球を出しながらしっかりヒットする」練習こそバーディを奪い、グリーンを外してもパーをセーブするパッティングの秘訣のようです。 「TOTOジャパンクラシック」の優勝で来年は米女子ツアーに参戦することを表明していますので、国内で見られるのはJLPGAの残り2戦と3ツアーズのみということになりそうです。今週も注目していきましょう。 写真/中村修
プロゴルファー・中村修