早くも去就注目!? 今オフのFA大穴候補(2)他球団ならレギュラーも…?
シーズンオフに大きな話題を集めるのが、フリーエージェント(FA)移籍だ。球界を代表するような選手が権利を行使すれば、その動向に注目が集まる。一方、FA権取得者の中には地道に活躍を続け、チームに貢献してきた選手も少なくない。そこで今回は、今季中にFA権を取得した大穴候補を紹介したい。(※今季成績は8月4日時点)
京田陽太(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:184cm/90kg ・生年月日:1994年4月20日 ・経歴:青森山田高 - 日本大 ・ドラフト:2016年ドラフト2位 いぶし銀の活躍を見せている京田陽太も、今年6月に国内FA権を取得している。 2016年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーから正遊撃手に定着し、141試合出場で打率.264、4本塁打、36打点、23盗塁をマークして新人王に輝いた。 その後もレギュラーの地位を築いていたが、2022年は攻守で精彩を欠き、43試合の出場で打率.172と低迷。同年オフに砂田毅樹とのトレードで横浜DeNAベイスターズに移籍した。 移籍初年度の昨季は、本職の遊撃に加えて一塁や三塁のポジションもこなし、年間を通して一軍に帯同。レギュラー奪取には至らなかったが、93試合に出場した。 今季も開幕から一軍メンバー入りし、開幕からスタメンを張っていたドラフト4位ルーキー・石上泰輝の二軍降格後はスタメン出場の機会が増加。 現時点で70試合出場、打率.239、1本塁打、19打点の数字となっている。新たな環境に身を置く決断するか、動向が注視される。
ベースボールチャンネル編集部