トッテナム、移籍金総額約121億円でFWソランケ獲得に合意…6年契約締結へ
トッテナムは、ボーンマスに所属する元イングランド代表FWドミニク・ソランケの獲得に合意したようだ。9日、イギリスメディア『BBC』などが報じた。 ボーンマスが契約解除金の満額となる6500万ポンド(約121億円)を要求していたなか、移籍金5500万ポンド(約102億7000万円)とボーナス1000万ポンド(約18億7000万円)でクラブ間合意に達したようだ。イギリスメディア『アスレティック』によると、ソランケとトッテナムは2030年夏までの6年契約を結び、近日中にメディカルチェックを受けるという。 現在26歳のソランケはチェルシーの下部組織で育ち、2017年夏にリヴァプールへ移籍。同クラブでは公式戦通算27試合の出場で1ゴールを記録し、2019年夏に移籍金1900万ポンド(約35億4000万円)でボーンマスに完全移籍した。なお、ボーンマスが他クラブにソランケを転売した場合、リヴァプールがその移籍金の20パーセントを受け取る条項が存在する模様。トッテナムが満額を支払う場合は、1300万ポンド(約24億円)をリヴァプールが受け取ることになりそうだ。 ボーンマスではこれまで公式戦通算216試合に出場し、77ゴール31アシストを記録している。2023-24シーズンのプレミアリーグでは、得点ランキング4位タイの19ゴールを挙げていた。 今夏の移籍市場では、ここまで若手有望株の獲得に留まっていた“スパーズ”が、待望の新ストライカーを獲得へ。ソランケはアンジェ・ポステコグルー監督の指揮下でも得点を量産することになるのだろうか。
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