【ヴィクトリアM馬体診断】モリアーナ
「ヴィクトリアM・G1」(12日、東京) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【馬体診断】春のマイル女王決定戦・ヴィクトリアMの有力馬をチェック 【モリアーナ A】 鋼のような肉体は、鍛えに鍛え抜かれた証拠。特に肩回りのパンパンの膨らみが目立ち、ハードな調教を無駄なく実にした印象だ。首が短く、全体的に丸みのあるシルエット。以前よりもメリハリが出て、トモを大きく見せるようになった。肌も薄く、しっとりと見せているように、状態面は文句なしだ。(馬サブロー美浦・佐野裕樹) 〈1週前追い切り診断〉武藤を背に美浦W6F80秒7-36秒6-11秒3(馬なり)。長めから乗られたが、直線での勢いは衰えるどこらか、うなるような走りっぷり。最後まで手応えたっぷりに力強く伸び切った。馬体もはち切れんばかりの状態で、出来は文句なし。