2024年で10年目 濃厚な味が人気「目屋豆腐」販売開始
青森朝日放送
2024年で10年目。青森県西目屋村の冬の名物「目屋豆腐」の販売が始まりました。 道の駅 津軽白神で製造販売している「目屋豆腐」。西目屋村産の大豆だけで作る木綿豆腐です。26日は販売開始と同時に買い物客が訪れ、まとめ買いをしていました。 1日120丁限定のため、早い時間に売り切れになることもあります。 【黒石市から来た買い物客】 「毎年来ていまして、何回か空振りする時も多くて、朝早く来て」 【弘前市から来た買い物客】 「湯豆腐で。寒いので温めて食べたいと思います」 「目屋豆腐」は砂子瀬地区と川原平地区で年末に作られていた家庭の味がもとに。集落がダムの建設で移転することになり、作り手が減ってしまいました。 この味を残そうと道の駅 津軽白神が製造を始め、2024年で10年目になります。この時期ならではの冷たい水で冷やし、35キロの重しをのせることで、硬くて濃厚な味に仕上がります。 【道の駅 津軽白神 桑田翼駅長】 「味の濃厚さと硬さが売りですので、様々な料理にも合いますし、煮崩れがしにくいので今年もお鍋とかでも食べていただければと思います」 「目屋豆腐」は2025年の4月下旬まで販売されます。