世が世なら!!!、橋爪優真復帰のZepp Shinjukuで“新挑戦” 倍速、ソロコーナー、カバー…盛り沢山のライブショー
世が世なら!!!完全体での「おったまげ」披露も
続けて始まったのは、「おったまげ」。橋爪が活動休止中にリリースされた楽曲のため、5人で披露……と思いきや、途中「ちょっとまったー!」と橋爪が乱入。6人揃って〈「てっぺん目指して、いっくぞー!!!」〉と宣言し、世が世なら!!!の完全体を見せつけた。「オレらがYES」では橋爪が“推しカメラ係”に。銀テープが舞う中、橋爪が持つカメラに向かって歌いながら、時折橋爪の頭をポンポンとする姿からはメンバー愛が伝わってきた。 ラストスパートは「Plain Black」。元CUBERSで現つばさ男子プロダクションアシスタントプロデューサーを務めるTAKAがトータルプロデュースを担当した楽曲である。パワフルなパフォーマンスで会場を沸かせたところで、改めて声出し。「2024年、世が世最大の『下剋上、はじめました。』!」と声を合わせると、彼らの定番ソング「下剋上、はじめました。」がスタート。会場からのコールもバッチリで、ヘドバンでこの日一番の一体感を見せて本編の幕を下ろした。 アンコールでは、グッズのロングTシャツに着替えたメンバーが再登場。客席に降りてififと触れ合いながら「上々人生」で再びお祭り騒ぎを繰り広げていく。続く「Winter Prince」は、スマホでの撮影OK。観客はペンライトを振りながらも、キラキラしたパフォーマンスを食い入るように見つめていた。ラストナンバーは、内藤が「最後は世が世らしく声出して終わりたいんで、バンバン声出せる曲を持ってきました」と語る「何卒!!!」。6回声出しをして準備を整えると、「世が世なら!!!、何卒よろしくお願いします!」とシャウトしてパフォーマンスが始まる。声出しした甲斐もあり、会場からは大きなコールが上がっていた。最後は改めて1人ずつ挨拶をして写真撮影。「以上、世が世なら!!!でした!」とメンバーたちは客席に手を振りながら、名残惜しそうにステージを後にした。
高橋梓