朝ヨガで痩せ体質にチェンジ!【極上の目覚めと前向き気分も手に入る】モーニングルーティンヨガ
日に日に寒さが増すこの時期。朝スッキリ起きられなくなったり、運動する機会が減ったり、楽しいイベントが続き体重が増えやすかったり…。そんなシーズンだからこそ、1日の始まりに身体を動かす時間をつくってみませんか?今回の記事では、運動習慣の1つとしておすすめのヨガの「太陽礼拝」をご紹介します。 【6分動画】全身の巡りを良くして代謝アップ&頭もスッキリ!いいことだらけの「太陽礼拝」 ■朝身体を動かすメリット 朝、身体を動かす時間を取ることは ・気持ちよい1日のスタートを切れる ・身体が温まり代謝がアップ、痩せ体質に ・冷えやむくみの改善 ・生活習慣病の予防 など、私たちにさまざまな良い恩恵をもたらしてくれます。 また、朝日を浴びながら身体を動かすことで感情調節や集中力にも関わる「セロトニン」の分泌も促されます。セロトニンの分泌は夕方以降に睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌も促す効果も。疲労やストレスの改善、ダイエット、美肌…すべてにおいて大切な睡眠。1日のメリハリをつけ健康的に毎日を送るためにも、天気が良い日は太陽の光を浴びながら運動をすることがおすすめです。 ですが「具体的にどんな運動をしたらいいのかわからない」「なかなか続かない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。 そんな方にぜひ、朝の運動として取り入れていただきたいのが、ヨガの太陽礼拝です。 ■太陽礼拝とは 太陽礼拝は、12個のポーズを繋げ、呼吸に合わせて1動作ずつ動いていくヨガです。全身の筋肉をくまなく動かす…筋力や柔軟性のアップ 深い呼吸に合わせて動いていく…自律神経が整い気持ちが明るく前向きに など、心と身体両面に良いメリットが期待できます。 「毎朝ヨガを行う」と聞くとハードルが高く感じますが、太陽礼拝を1度だけ通して行ったり、いくつかのポーズを取ってみるだけもOK。 「する」と「しない」では心身に大きな違いがあるでしょう。 また、1度覚えてしまうと動画や本を見なくても生活に取り入れやすいという点も、太陽礼拝が運動習慣としておすすめの理由です。ぜひ毎日の中で少しずつ繰り返し、マスターしてみてくださいね。 ■太陽礼拝をマスターしよう 以下では太陽礼拝の中でも代表的な5つのポーズをご紹介します。 【注意】以下に当てはまる場合は太陽礼拝の練習をお控えください。 ・起床後すぐ ・緑内障、高血圧、身体に怪我や痛みなどの症状がある方 ・妊娠中 ■■上向きのポーズ ①両脚を腰幅程度に開き、土踏まずのアーチを意識しながらマットを踏みしめます。 ②両手を横から上に回し上げ、頭の上で合わせましょう。 ③あごは引いて、左右の肋骨を占めるイメージを持ちながら、目線は上に向けます。 ■■前屈 ①膝を曲げながら両手を両脚のサイドに下ろします。 ②まずはお腹と前腿を近づけて、その後可能な範囲で膝を伸ばしましょう。 ■■プランク ①両手を大きく広げ、肩の真下に下ろします。肘の内側の線同士を向かい合わせ、過度に肘を伸ばしきらない様注意しましょう。両足は伸ばして、つま先を立てマットに下ろします。 ②体幹の力を使い身体を支え、頭からかかとをまっすぐキープします。 ■■アップドッグ ①うつ伏せの状態で足の甲を寝かせ、両手でマットを押して上半身を起こします。腹部に力を入れて、腰を痛めない様に注意します。肩を下げて、耳との距離を遠ざけましょう。 ②可能であれば足の甲でマットを押し、膝を浮かせます。 ■■ダウンドッグ ①四つん這い(太陽礼拝の中ではアップドッグ)の状態から、両手でマットを押しお尻を斜め上に引き上げます。両手は人差し指を正面に向け、肩が詰まり過ぎない様注意しましょう。 ②まずは膝を曲げた状態でOK。さらにお尻を斜め上に引き上げ、腰や背中を伸ばします。 ③可能な範囲で膝を伸ばし、かかとをマットに近づけましょう。 もっと短時間で行いたい!という方は4つのポーズのみを繰り返す「やさしい太陽礼拝」もおすすめです。 動画で確認してみる ぜひご自身の生活に合わせて、太陽礼拝を毎日の中に取り入れてみて下さいね。 ライター/chihiro(ヨガ講師)
chihiro