KRAZY BEEの宮本芽依が番狂わせ。上位ランカーの宮﨑若菜に判定勝ち【RISE177】
「RISE177」(4月21日、東京・後楽園ホール)で初参戦となったKRAZY BEEの宮本芽依がRISE QUEENミニフライ級(-49kg)の上位ランカーである宮﨑若菜(TRY HARD GYM)を破る番狂わせを起こした。 セコンドに山本美憂 宮本は2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、昨年5月にプロデビュー。ここまでのプロ戦績は2戦2勝。 宮﨑は2022年2月には後に王者となるerika♡を破るなどミニフライ級のトップ戦線で活躍。しかしその後、AKARI、小林愛理奈に連敗を喫し1年間休養。昨年11月に復帰戦でMelty輝を破り、再始動。ここまでのプロ戦績は11戦7勝4敗(1KO)で、現在、ミニフライ級3位にランクされている。 1R、サウスポーの宮﨑とオーソドックスの宮本。宮本は圧をかけてパンチを連打。宮﨑は蹴りで距離を取りたいが、宮本の圧は強い。宮本は右ストレート、左ボディー。蹴りもしっかりまじえる宮本。宮本は右ストレート、右アッパー、左ボディーを的確に当てていく。宮﨑は下がりながらもパンチ、左ミドルを返す。
2R、宮﨑の左インロー、左ミドルが当たり始める。宮本は右ストレート、右ミドルで下がらせる。宮﨑の左ミドルに宮本はパンチを合わせる。宮本も右ミドルからパンチ。距離が詰まり、組み合う場面が増える。宮本は右ミドル、左フック。宮﨑も左ミドルから左ストレート。 3R、宮﨑の左インローで足が流れる宮本だが、それでも前に出てパンチを当てていく。ともにミドルから詰めてパンチ。宮本は右ミドル。宮﨑は左ミドルも宮本は構わず前に出てパンチを当てる。最後まで強いパンチの宮本。 判定は29-30、29-30、28-30で宮本が勝利を収めた。