被災地に希望の漁火 輪島港で待望のカニの水揚げ10ヶ月ぶりに
■漁師「船酔いで気持ち悪かったが、この日が来てよかった」 漁師たちは・・・ 「地震あって、洪水あって、大変やったんですけど、住むところもなかなか大変なんですけど、何とか乗りきってきょうにこぎ着けました。久々の仕事やしね。楽しかったです」「船酔いで気持ち悪かった。この日がこれてよかった。」 漁師の家族 「Qカニ漁のお手伝いは初めて?(背中の赤ちゃん見せて)初めてです。初めて来ました。(夫は)最初はやっぱり気持ち沈んでたんですけど、漁師に対しての支援とかあったりとかでちょっとずつ前向きになってった感じ。やっぱり船に乗ってた方がいいなと思いました」 ■水揚げされたカニは、金沢で初競りに 漁船の中で箱詰めするなど、地震前とは異なる慣れない作業に戸惑いながらも港の人々には笑顔が見られました。 輪島市小型底引き組合 沖崎勝敏 組合長 「海に出られてとりあえず解禁ができたこと良かったなと。漁から農作物からなけりゃやっぱ朝市も振るわんし、とりあえず、ここ輪島はやっぱり漁かなと思っている」 水揚げされたカニはこの後、金沢に運ばれ、いよいよ初競りにかけられます。
北陸放送