青森市の除排雪対策についてです。油川ふ頭は、将来的に雪捨て場として利用できなくなる見込みで、市はこの冬から新たに2カ所の雪捨て場を設置します。 青森市は、21日に開かれた市議会の雪対策特別委員会で、2024年度の除排雪計画を説明しました。 それによりますと、青森市の油川ふ頭が洋上風力発電の基地港湾に指定されたことに伴い、次のシーズンからは雪捨て場として利用できなくなる見込みです。 このため市は、事業者向けの雪捨て場として、新城福田地区に1カ所、新田浄化センターの敷地内に地域住民用の雪捨て場を新たに設置し、試行的に運用するとしました。 【青森市都市整備部　土岐政温理事】 「今シーズンは試行的な運用になるのですけれども、その中で使用に当たってのルールなどを決めて、できれば来シーズン以降も地域住民の皆さんに活用していただければと考えています」 青森市では、今シーズンの除排雪事業の終了後に地域への影響を検証し、2025年度以降の事業に反映させる方針です。