「プレーできるうちに引退してほしい」名手が語るレブロンの“理想の引き際”「現役を続けるほど、自身のレガシーを傷つける」<DUNKSHOOT>
「引退の時はいつか訪れる。テレビでは『彼はハイレベルでプレーしている』と言われる。それは本当だ。ただ、プレーイン・トーナメントではアンソニー・デイビスと一緒にプレーしている。彼自身は実際、どれほどのレベルでプレーしているのかな。コビー(ブライアント)は高校卒業からNBA入りしてキャリア初期に苦しんだ。ケビン・ガーネットもそうだ。レブロン・ジェームズは最初の試合から活躍した唯一の男だ。“いいプレーヤー”ではなく、“素晴らしいプレーヤー”だった。NBA史上最も偉大なストーリーのままでいてほしい」 また、元NBA選手のケンドリック・パーキンスは『ESPN』の番組『First Take』で「レブロン・ジェームズには引退してほしい。もう彼を見たくないからでも、評価していないからでもない。ただ、現役を続ければ続けるほど、自身のレガシーを傷つけ、G.O.A.T.(史上最高の選手)の議論に支障をきたすことになると思っている。彼はコートに立ち続ける限り、毎シーズン優勝を期待されるからね。それが果たせなかった時、周囲は『何が起こったんだ』と感じることになる」と語っていた。 はたして、レブロンはあと何年現役を続けるのか、多くの人々がその決断に熱視線を送っている。 構成●ダンクシュート編集部
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