初J2の今治、今季Jデビューの30歳DF西袋裕太と契約更新「学べたもの、経験、悔しさを2025シーズンに活かして戦いたい」
FC今治は22日、DF西袋裕太(30)の契約更新を発表した。 西袋は埼玉県出身で、浦和レッズの下部組織育ち。2種登録での天皇杯出場を経験すると、神奈川大学を経て、関東サッカーリーグの横浜猛蹴FC、VONDS市原FC、ブリオベッカ浦安を渡り歩いた。 2023年は浦安が日本フットボールリーグ(JFL)へ返り咲き、西袋は26試合4得点を記録。ベストイレブン入りを果たした。 2024年は今治へ完全移籍。3月の左大腿二頭筋損傷、6月の右長内転筋損傷とケガに苦しんだが、8月にJリーグデビューし、明治安田J3リーグで3試合プレーした。 J2初昇格の今治で来シーズンも戦う西袋は、クラブを通じてコメントしている。 「2025シーズンもFC今治のエンブレムを胸に戦わせていただくことになりました。FC今治に関わる全ての皆様と共にJ2昇格を成し遂げた2024シーズン、自分のサッカー人生においてもとても貴重な経験をさせていただきました」 「ただ、個人としては悔しい思いが多く、今までのサッカー人生の中で1番サッカーができなかった1年でした。現実を受け入れ、自分の身体を見つめ直し、今自分にできる目の前のことをただ全力でやる。ピッチから離れることで感じたもの、チームメイトやスタッフから学べたもの、経験、悔しさを2025シーズンに活かして戦いたいと思います」 「クラブとしても初めてのJ2の舞台になります。覚悟を持って自分の持っているものをクラブのために出し切り、そしてクラブが掲げる目標を達成するために全力で戦っていきたいと思います。熱いサポートをよろしくお願いいたします」
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