新国立劇場演劇研修所 第18期生修了公演『美しい日々』2月に上演 東京と九州を舞台にした松田正隆の戯曲
新国立劇場演劇研修所 第18期生修了公演『美しい日々』が、2025年2月11日(火・祝) から16日(日) まで東京・新国立劇場 小劇場で上演される。 新国立劇場演劇研修所 第18期生修了公演『美しい日々』チラシ裏面 1997年に執筆された、劇作家・演出家の松田正隆の初期作品『美しい日々』は、不安感が色濃く漂う世紀末の東京と九州を舞台に展開する、自分自身の内面の葛藤と巨大な社会の両方に息苦しさを抱えて生きる若者の姿が描かれた戯曲。登場するのは私立高校の国語教師、その教え子、婚約者、同僚、アパートの隣に住む兄妹で、それぞれの本音と建前、理想と現実が絡み合い、うねるように主人公の置かれた境遇が変化していく。演劇研修所では、第4期生(2011年)、第11期生(2018年)に続き今回が3度目の上演となり、演出の宮田慶子演劇研修所長をはじめ、前回と同じスタッフ陣が続投する。 2022年入所の第18期生は、R.ブリッグズ作の絵本をもとにした新作朗読劇『風が吹くとき』(演出:田中麻衣子)を2024年8月に上演。現在は、演出に岡本健一を迎えた『ロミオとジュリエット』を12月12日(木) まで上演中だ。基礎の習得から、第一線の演出家との作品作りまで、徹底してプロの舞台俳優に必要な力を養った3年間の研修生活を経て、いよいよ修了公演に臨む。チケットは現在一般発売中。 <公演情報> 新国立劇場演劇研修所 第18期生修了公演『美しい日々』 作:松田正隆 演出:宮田慶子 出演:新国立劇場演劇研修所 第18期生 飯田梨夏子 石井瞭一 石川愛友 齋藤大雅 髙岡志帆 篁勇哉 中村音心 山本毬愛 横田昂己 萬家江美 椎名一浩(第11期修了) 日程:2025年2月11日(火・祝) ~16日(日) 会場:東京・新国立劇場 小劇場