両親が亡くなって、初めて「周辺の山々」が相続財産だと知りました。正直相続したくないのですが、「山」ってどうしたらいいのでしょうか?
まとめ
本記事では、「山を相続することになったが、正直、相続したくない。山をどうしたらよいか」について、(1)相続を放棄する(全ての財産について相続しない)、(2)相続をし、山を売却する、(3)相続をし、山を寄付する、(4)相続をし、山を引き取ってもらう、といった4つの選択肢を紹介しました。 相続をする・しないについてはご自身で選択できます。しかし、山を処分する(売却する・寄付する・引き取ってもらう)ことについては、ご自身で選択する余地はあまりないかもしれません。それぞれに、可否の基準・要件があるからです。 それぞれの選択肢について、相談できる団体・機関も本記事では紹介しています。不動産の処分の可否については、個別で判断されることが多いです。相続する山の場合はどのような選択ができるのか、各相談窓口でご相談されてみてはいかがでしょうか。 出典 最高裁判所 相続の放棄の申述 林野庁 よくあるお問い合わせ・ご相談 Q11. 所有している山林を寄付したいのですが 法務省 相続土地国庫帰属制度の概要 執筆者:中村将士 新東綜合開発株式会社代表取締役 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 CFP(R)(日本FP協会認定) 宅地建物取引士 公認不動産コンサルティングマスター 上級心理カウンセラー
ファイナンシャルフィールド編集部