阪神・大竹耕太郎は七回途中3失点で降板 1死満塁でマウンドに上がった桐敷はリードを守り切る
(セ・リーグ、阪神―ヤクルト、5回戦、27日、甲子園)阪神の先発・大竹耕太郎投手(28)は七回途中6安打3失点で降板した。一回先頭の塩見に初球を左翼スタンドへ運ばれて先制点を献上した。二回は先頭のサンタナに二塁打を浴びると、モーションを完全に盗まれて三盗を許す。山田に中犠飛を浴びて2点目。序盤は苦しい投球が続いた。それでも三回からは持ち味を取り戻す。三回、四回、五回と三者凡退。70キロ台のスローボールを織り交ぜながら、緩急を駆使してヤクルト打線を翻弄した。味方も逆転して迎えた七回。1死から3連打で満塁のピンチを背負うと、岡田監督は桐敷へ交代を決断。大竹は6回1/3を投げて6安打、3失点。ベンチへと戻る左腕にはスタンドから大きな拍手が送られた。 【写真】阪神に張り子の虎が帰ってきた!森下翔太「安心するし、戻ってくるのはうれしい」 ピンチの場面で大竹からバトンを受け取った桐敷は、中村を148キロ直球で空振り三振に斬って2死。代打・青木を迎えたが際どいコースに審判の手が上がらず押し出し四球で1点差に迫られた。続いて途中出場の赤羽。カウント1-2から148キロ直球で空振り三振に斬り、リードを守り切った。