ガザ休戦交渉再開か カイロ、先行き不透明
【エルサレム共同】イスラエル軍とイスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザで続ける戦闘の休止に向けた間接交渉が31日、仲介国エジプトの首都カイロで再開される。エジプトメディアが報じた。ただ双方の隔たりは大きく、交渉の先行きは不透明だ。 イスラエル当局者はロイター通信に、代表団をカイロに派遣すると述べた。ハマス側はイスラエルと仲介役との協議結果を待つ考えを示した。 停戦案は、6週間の戦闘休止期間にハマスが人質40人を解放するなどの内容とされる。イスラエルはハマス壊滅を目指し、停戦後の戦闘再開を狙うが、ハマス側は恒久停戦やイスラエル軍のガザ撤収を要求している。