ドラゴンズに欲しい!? 中日のトレード獲得候補(3)かつてドラフト指名した“甲子園のスター”
2年連続でリーグ最下位に終わり、今季は是が非でも上位進出を狙いたい中日ドラゴンズ。今季も現時点でBクラスに位置するが、まだまだ上位が狙える位置に付けており、シーズン後半に向けて補強も十分に考えられる状況だ。そこで今回は、中日のトレード市場における獲得候補となり得る選手を紹介したい。(※今季成績は7月22日時点)
中村奨成(広島東洋カープ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:181cm/84kg ・生年月日:1999年6月6日 ・経歴:広陵高 ・ドラフト:2017年ドラフト1位 ドラフト時には中日ドラゴンズも獲得を狙っていた中村奨成。プロ入り後は苦しんでおり、環境の変化も1つの選択肢だろう。 広陵高時代には、3年夏の甲子園で1大会6本塁打の新記録を樹立。一躍“甲子園のスター”となり、迎えた2017年ドラフト会議で中日と広島東洋カープが1位指名で競合。抽選の結果、広島への入団が決まった。 捕手としてルーキーイヤーからファームで経験を積み、高卒3年目の2020年に一軍デビュー。 翌2021年は外野にも挑戦し、同年は39試合出場で打率.283、2本塁打、3盗塁と飛躍の兆しを示した。 しかし、その後は思うような成長曲線を描けずに低迷。昨季は二軍で38試合の出場で打率.323と高いパフォーマンスを発揮したが、一軍では18試合の出場にとどまった。 今季から外野手登録となっているが、一軍ではほとんど出番がない状況。チームでは厳しい立場に置かれている。
ベースボールチャンネル編集部