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　サッカー日本代表は、現地時間19日に行われるAFCアジアカップカタール2023・グループリーグD組第2節・イラン代表戦に向けて、ドーハで準備を続けている。ベトナム戦で2ゴール1アシストの活躍を見せた南野拓実は29歳の誕生日を迎えた16日、現状の手応えと今後の野望を語った。 【グループリーグ順位表】AFCアジアカップカタール2023（アジア杯）　＜組み合わせ＞

　モナコに加入した昨季は苦しんだものの、今シーズンはリーグ戦16試合に出場して5ゴール4アシストと堂々たる活躍を披露している。これまでの今季の自身の状況について、次のように振り返った。 「前のシーズンは苦しくて、今シーズンいいスタートを切ることができて良かった。まだまだヨーロッパのトップレベルでやっていくためにもっと成長したいですし、このアジアカップも自分のキャリアの中で大事な大会なので、何か残して帰りたいと思います」 　16日、南野は29歳の誕生日を迎えた。自身の年齢については「20歳のときの29歳はすごく上に感じました。それを考えると年を取ったな」と語った。また、若い時と現在の違いについては「プレーは年を取っているとは思っていないし、進化し続けたいと思っている。今が一番いいと思っているので、老いを感じるのは3年後かな。まだ20代なんで」と述べている。 　ベトナム戦では、中村敬斗や鈴木彩艶など南野よりも若い世代がスタメンに名を連ねた。若返りが進む日本代表の中で、南野は野心を絶やさずにアピールを続けている。 「周りの年齢が若くなったからとかは全く考えていない。代表でスタメンで試合に出て結果を残すことに貪欲というか、そのためには自分が年を取ったとか、周りが悪くなかったからという考えは一切無用なので」 　また、「自分のやるべきことに集中してプレーできているし、貪欲にやっているって感じですね。29歳最初の大会をいい形で終われるように頑張りたいと思います」と次戦に向けて意気込みを語った。 （取材：加藤健一【カタール】、構成：編集部）