ボクシング WBOが最新の世界ランクを発表 武居由樹が新王者となったバンタム級は、1位に比嘉大吾が浮上
世界ボクシング機構(WBO)が20日(日本時間21日)、最新の世界ランキングを発表。元キックボクシングのK-1王者の武居由樹(27)=大橋=が新王者となったバンタム級は、1位に元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(28)=志成=が前回の3位から浮上。武居は9月に東京・有明アリーナでの開催が有力な4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=の4団体王座防衛戦と同興行で、初防衛戦を闘うことが有力で、当初の予定通りに指名試合ならば比嘉の挑戦を受けることになる。 武居は6日に東京ドームで世界初挑戦し、王者だったジェーソン・モロニー(33)=オーストラリア=に3―0の12回判定勝ち。K-1王座とボクシングの世界王座を両方獲得した初めての選手となった。前回1位だった元WBA世界同級暫定王者のレイマート・ガバリョ(27)=フィリピン=は10日の試合で敗れたため、10位に後退。前回2位だったデービッド・クエラー(22)=メキシコ=を追い越して比嘉が1位となった。 プロ戦績は武居が9戦9勝(8KO)、比嘉が24戦21勝(19KO)2敗1分け、モロニーが30戦27勝(19KO)3敗、ガバリョが29戦27勝(22KO)2敗、クエラーが26戦26勝(17KO)。