即完売!「OAM」限定30台の「S14シルビア」はVERTEX仕様。イグニッションモデルのカスタム車ミニカーの奥深さとは
カスタマイズの祭典「大阪オートメッセ」ではミニカーも要注目
西日本最大級のクルマの祭典として多くのファンに親しまれている「大阪オートメッセ(OAM)2024」が、2024年も2月10日から12日にかけインテックス大阪で開催。会場内にはクルマ以外にもさまざまな関連ブースが軒を連ね、ミニチュアモデルの販売なども行われていました。今回は「イグニッションモデル」のブースを紹介します。 【画像】SR20DETエンジンも緻密に再現! イグニッションモデルの「S14シルビア」を見る(14枚)
チューニングカーやカスタム車を取材して精巧に模型化
模型産業が盛んな静岡には古くから多くの模型メーカーが存在するが、「ティーケー.カンパニー(TK. company, Ltd.)」もそのひとつ。クルマ好きスタッフを数多く抱える同社が展開するミニカーのブランドが、「イグニッションモデル(ignition model)」だ。 ひと口にミニカーと言っても、年少者向けの廉価な玩具からクルマ好きミリオネアのために模型作家が手がけるワンオフものまで多岐にわたるが、イグニッションモデルのミニカーはレジン(樹脂)製のボディのプロポーションモデル。量産ミニカーに多く見られるドアやボンネットの開閉ギミックを廃し、クルマ好きのオトナ・コレクターをターゲットとしたアイテムを中心に展開している。 もともとミニカーといえばファクトリーストック、すなわち工場のラインから出てきたばかりのノーマル状態を再現することが基本だったが、イグニッションモデルのミニカーはそんな文法からはちょっと外れて、ほとんどのモデルがチューニングやカスタムが施された非ノーマル仕様で再現されているのが大きな特徴だ。 しかもいずれのモデルも実在するチューナーやショップのデモカー、個人オーナーの車両などを念入りに取材したうえで模型化されている。そのため「単にホイールを変えました」、「エアロパーツをつけました」といった安易なモデルではなく、カスタマイズされた内外装のディテールからタイヤのサイズ、絶妙な車高に至るまで、実車のイメージがそのままスケールダウンされている。そのリアルな佇まいは、写真で見ると実車と見まごうほどだ。