巨人・秋広優人、豪州WLで〝豪〟快スイング追求へ「フルスイングを一番にやっていきたい」 800万円減で更改し心機一転
〝豪〟快なスイングを追い求める。巨人・秋広優人内野手(22)が6日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限(1億円以下は25%)に迫る24・6%ダウンとなる800万円減の年俸2450万円でサイン。出発を7日に控えるオーストラリアのウインターリーグ参戦へ「(打撃では)フルスイングを一番にやっていきたい。通訳の方に頼りすぎず、いろんなことを勉強したい」と意気込んだ。 【写真】身長200センチ、自動販売機の横に立つ巨人・秋広 球団には亀井1軍打撃コーチ、橋本2軍打撃コーチら同国での武者修行経験者もいるが、「聞きすぎると面白くない」とあえて情報を仕入れず、新鮮な環境を楽しみにしている。一方で日本と比べ物価が高いことを耳にし「年俸が下がった分、お金を使うのは控えようと思います…」と野球漬けの日々を過ごすつもりだ。 キャリアハイの10本塁打を放った昨季から一転、今季は26試合の出場で0本に終わった。「プロ4年間で一番苦しい、悔しいシーズンだった。優勝したときに自分がいなくて、ビールかけにも参加できなかった」。来季は自らのバットで歓喜をもたらすため、異国の地で腕を磨く。(原田優介)