徒歩や車で逃走か 北九州刺殺事件、駅の防犯カメラに男の姿なし
北九州市のファストフード店で中学生男女2人が刺され死傷した事件で、近隣のモノレール駅やJR小倉駅の防犯カメラの映像では、逃走した男とみられる人物の姿を確認できていないことが、捜査関係者への取材でわかった。福岡県警は、男が公共交通機関ではなく、徒歩や車などで逃走した可能性があるとみて調べている。 【写真】学校前にできた、生徒を送る車の列=17日午前8時28分、北九州市小倉南区、山本達洋撮影 事件は14日午後8時25分ごろに発生。中学3年生の中島咲彩(さあや)さん(15)が腹部を刺されて死亡し、一緒にいた男子生徒(15)も腰付近を刺されて負傷した。刺した男は凶器を持ち去り、店の北側に逃走したとみられている。男は身長約170センチ、灰色の上着に黒色のズボン、黄色のサンダルのようなものを着用していた。
朝日新聞社