狭小リビングにソファは置く?置かない? 大激論の末に家族が選んだ結末は
PCデスクコーナーをつくると…
Bさん(関西在住、30代、会社員)夫婦のお宅のLDKは15畳、一般的なファミリー向けマンションの間取りそのまま、南側にLDKが配置されているタイプです。パンフレットの間取り図面にもしっかりソファとテレビボードの配置例が記載されていました。 広くはないものの、十分にソファが置ける間取りですが、BさんはリビングにPCデスクコーナーを置きたかったため、場所をとるソファは買わず、テレビは小さな壁掛けをダイニングテーブル側に付けることを提案しました。 それに対して奥様はリラックスできる場所がない!と大反対。ベッド幅を小さくして寝室にPCデスクを置けばいいじゃない!と平行線だったのですが……。 たまたま収納アイテムを購入しに立ち寄ったショッピングモールでビーズクッションの大型タイプを見て「厚いラグの上に、ビーズクッションをソファ代わりに置くのは?」という思い付きに納得してくれたそうです。 移動も楽で掃除しやすい&カバーも丸洗いが簡単、圧迫感がなくて部屋も広々見えると、結果として二人とも満足しています。
ソファを置くのに必要な最低限の広さは?
大きさも形も選択肢が豊富なソファですが、ふたりが同時に座れるソファとテレビボード、4人掛けのダイニングテーブルという一般的な組み合わせをLDKに配置できる最低限の広さの目安は「13畳」と言われています。 二人掛けソファ(140~180cm幅)に幅の小さめなダイニングテーブル(120~140cm幅)をそれぞれ 最も小さいタイプを選べば、12畳程度までは通路幅60cmを確保できそうです。 なお、分譲戸建てやファミリー向けマンションの一般的なLDKは15畳~18畳ですから、これだけの広さがあればある程度余裕をもってリビングのソファを選ぶことができます。 とはいえ、ソファを置くとレイアウトが限定されてしまうのも事実。今回ご紹介したご家族のお悩みポイントも参考にしつつ、ソファを使うかじっくり検討してください! (まいどなニュース特約・中瀬 えみ)
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