「悠仁さまとの“交流”が減ってしまう」 上皇后さま骨折で「帝王学」の伝授に影響が出るという意外な理由
“イレギュラーなひととき”
お互いのお住まいを訪問なさるとなれば大掛かりな準備を要するであろうが、こうした形であれば即席で“交流”が可能となる。 「たとえ会話の内容が雑談や世間話であっても、直に上皇さまの『帝王学』に触れることができるのですから、悠仁さまの将来につながっていく大切な時間であるのは間違いありません。そして上皇后さまもまた、こうした“イレギュラーなひととき”を楽しみになさってきたのです」(前出の関係者) それが今回、 「リハビリ中は車椅子生活となるため、当面は上皇さまお一人でのご散策となりそうです。“しばしの中断”とはいえ、悠仁さまのご成長を何より願われてきた上皇后さまにとっては、日常の喜びが減ってしまわれたことになります。上皇さまもまた、これまでずっと寄り添いながらご一緒に歩かれてきたため、お寂しく感じられることでしょう。ひいては、悠仁さまへの『帝王学』伝授にも不具合が生じかねません」(同)
「つえをついてでもお出かけになった方が」
おけがの影響はかくも大きいわけだが、老年精神医学が専門の和田秀樹医師は、こう言うのだ。 「宮内庁としては“見映え”を気にするかもしれませんが、上皇后さまはリハビリを終えられたら、つえをついてでもコンサートや美術館に積極的にお出かけになった方がよいと思います。周囲がしっかりフォローすれば、歩くことに不安や恐怖を抱く『転倒後症候群』にかかることもありません」 数カ月後、リハビリの成果はいかが相成るだろうか。 前編【「室内でもサングラス」「乳がんが発覚しホルモン療法を」 上皇后さま、ここ20年の“ご不調”… 今回の骨折のリハビリで重要なポイントは】では、上皇后さまを苛(さいな)んできた、ここ20年のご不調との戦いについて報じている。 「週刊新潮」2024年10月24日号 掲載
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