「圧をかけられました」清宮幸太郎、井端監督から“期待”の声かけ「久々にいいバッティングを見せてもらおうか」【侍ジャパン】
11月の「第3回WBSCプレミア12」に向け、侍ジャパンが10月29日から宮崎市内で強化合宿をスタートさせた。 【キャンプ写真】プレミア12連覇へ強化合宿!若き井端ジャパンが宮崎に集結 今回のチームに追加招集された日本ハムの清宮幸太郎はかつて、プロ2年目の2019年3月の強化試合メキシコ戦でメンバーに抜てきされながらも、右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折して辞退。今回プロ7年目で初のトップチーム入りを果たし「慣れないですね。ソワソワしてます。よそよそしいです」と25歳は話す。 同世代で4番候補だったヤクルトの村上宗隆は右足親指骨折で代表選出を見送られ、巨人の岡本和真も腰痛で辞退した中で、主軸として長打力が期待される一人だが、井端弘和監督からは「久々にいいバッティングを見せてもらおうかみたいな、圧をかけられました」と明かし、それに対して「そんな大したものではないですという感じです」と笑った。 清宮はウォーミングアップから笑顔で仲間と談笑するなどリラックスムード。午前中に行われた守備練習、午後の打撃練習で精力的に汗を流した。 「チームを勝たせるバッティングができるのが一番」と話す清宮。「得点圏とか点が欲しいときに、点が取れる役割を出せればなと思います」と意気込んだ。 今季は規定打席に届かなかったものの、89試合で打率.300、15本塁打、51打点と後半戦で存在感を発揮。日本ハムの2位躍進に貢献した。勢いそのまま、侍でもその打棒を発揮したいところだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]