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●戸隠神社（長野県）

辰年となる2024年は、龍神様をお祀りする神社を訪れるのが吉。参拝の心得を守りつつ、龍神様のパワーをしっかり受け取りましょう!（構成◎島田ゆかり） 【写真】四大明神の一つである黒龍の絵。毛谷黒龍神社の境内を飾る * * * * * * * 【戸隠神社（とがくしじんじゃ）・長野県】 日本の聖地に鎮座する地主神・九頭龍大神創建以来2000年あまりの歴史を刻む、日本神話に由来する神社。奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子（ひのみこ）社の五社からなり、御祭神は「天岩戸開き神話」にまつわる神々と九頭龍大神とされる。随神門から続く杉並木は季節を問わず神秘的な風景で、まさに神域。中社の社殿天井に描かれた天才絵師、河鍋暁斎（かわなべきょうさい）作の「龍の天井絵」は一見の価値あり（2003年に復元）。 DATA●長野県長野市戸隠3506

●毛谷黒龍神社（福井県）

【毛谷黒龍神社（けやくろたつじんじゃ）・福井県】 タカオカミノ神とクラオカミノ神 二柱の龍神を祀る福井県と岐阜県の県境に源を発する九頭竜川（黒龍川）の守護神として創建。『太平記』にも黒龍の明神の名が記されており、日本古来の四大明神の一つ。和龍の天井画が飾られた拝殿にお参りした後は、反時計回りに境内をまわり、「願かけ石」「幸運の撫で石」「厄割り石」の順に参拝を。「願かけ石」は、1000年前に九頭竜川に落下した隕石のかけらという言い伝えもある。 DATA●福井県福井市毛矢3-8-1

●都久夫須麻神社（竹生島神社）（滋賀県）

【都久夫須麻神社（つくぶすまじんじゃ） （竹生島神社（ちくぶしま じんじゃ））・滋賀県】 竹生島随一の絶景「竜神拝所」から祈願琵琶湖に浮かぶ竹生島。島の南側に鎮座する都久夫須麻神社には、拝殿にお参りをした後、湖に突き出た「竜神拝所」へ行き、2枚の土器（かわらけ）に名前と願い事を書いて投げ入れ、鳥居をくぐれば願いが叶うというユニークな参拝方法がある。毎年6月に催される、斎庭（ゆにわ）から琵琶湖に稚魚を戻す「龍神祭」への参拝は完全予約制。竹生島宝厳寺と合わせて参拝をするのもおすすめ。 DATA●滋賀県長浜市早崎町1665森内 （構成=島田ゆかり）