【J1順位表】首位神戸が勝利 追いかける上位は敗戦 鹿島5連勝 G大阪が最下位に転落
Jリーグ30周年記念マッチとなったJ1第13節の9試合が12日、13日、14日に開催。 神戸は広島との上位対決を制し、首位キープ。一方で追いかける2位横浜FM、3位名古屋、広島が敗戦し、勝ち点差が広がる形となりました。横浜FCが2勝目を挙げ最下位を脱出し、敗戦のG大阪が最下位に転落。 現在の順位の試合数は、浦和が2試合、広島が1試合、湘南が1試合少ない状況となっています。
◆FC東京2―1川崎F(国立競技場)
国立競技場で行われた“多摩川クラシコ”。ホームのFC東京にとっては史上最多入場者数となる56,705人が詰めかけました。 主導権を握ったのはFC東京。徳元悠平選手が強烈なシュートをネットに突き刺し先制ゴール。さらに徳元選手のアシストから安部柊斗選手が決めて、2点のリードを奪います。 その後、川崎F・宮代大聖選手に巧みなシュートを決められるも、GKヤクブ・スウォビィク選手を中心に守り切ったFC東京。多摩川クラシコを制し、3試合ぶりの勝利を手にしました。一方の川崎Fの連勝は『3』でストップしています。
◆神戸2―0広島(ノエビアスタジアム神戸)
首位神戸と3位広島の上位対決は、後半に均衡が破れます。 神戸はカウンターからの攻撃。大迫勇也選手、武藤嘉紀選手とつなぎゴール前へ。最後は広島のオウンゴールを誘い、先制点を奪います。 そして終了間際、大迫選手の起点から武藤選手がドリブルで持ち上がる形に。最後は切り返しから狙い澄ましたシュートで勝利を決定づけました。神戸は上位対決を制し、首位をキープしています。
◆札幌4―2湘南(レモンガススタジアム平塚)
前節5得点を奪った札幌は、この試合でも攻撃力を前面に押し出した試合展開を見せます。 前半右サイドからのグラウンダーのクロスに駒井善成選手が合わせて先制ゴール。1度は湘南に逆転を許すも、後半に小柏剛選手のヘディング、浅野雄也選手の左足、スパチョーク選手の右足で3得点を奪い勝利。 札幌は直近2試合で9得点、得点数はリーグ最多の29としました。一方敗れた湘南は6試合勝利なしとなっています。