【J1順位表】首位神戸が勝利 追いかける上位は敗戦 鹿島5連勝 G大阪が最下位に転落
◆横浜FC1―0柏(三協フロンテア柏スタジアム)
最下位に沈む横浜FCは、前半から柏の攻撃をしのぎきる展開。多くの決定機を作られますが、体を張ったディフェンスでゴールを許しません。 耐えしのいだ横浜FCに後半チャンスが訪れます。左サイド林幸多郎選手のクロスが柏の片山瑛一選手の手に当たりPKの判定。PKをエースの小川航基選手が冷静に決めて先制ゴールを奪います。 その後も柏の猛攻をしのいだ横浜FCは2勝目を挙げ、最下位から脱出しました。一方の柏はシュート数で大きく上回るものの、最後までゴールを奪うことはできませんでした。
◆鹿島2―0名古屋(国立競技場)
30年前の1993年Jリーグ開幕カードでもある鹿島―名古屋。国立競技場には56,020人が詰めかけました。 先制したのは4連勝中の鹿島。前半CKから鈴木優磨選手はフリーになりヘディングで先制ゴールを奪います。 さらに後半には激しい前線のプレスからボールを奪取。最後は知念慶選手が決めて追加点。鹿島は名古屋の攻撃をシャットアウトし、5試合連続完封勝利。敗れた名古屋は3月4日以来、10試合ぶりの敗戦となっています。
◆C大阪1―0京都(サンガスタジアム by KYOCERA)
C大阪は素早いスローインからのリスタートでチャンス。左サイドで加藤陸次樹選手がドリブルから仕掛けてのクロス。最後は京都の選手に当たってのオウンゴールで先制点を奪います。 京都は後半、豊川雄太選手を中心に攻めますが、C大阪のゴールをこじ開けることはできず。京都は直近5試合で1分4敗と、勝利から遠ざかっています。
◆福岡0―0鳥栖(ベスト電器スタジアム)
直近5試合で3敗と負けが先行する福岡。前半右サイドから紺野和也選手がスピードに乗ったドリブルで侵入。シュートまで持ち込みますが、ゴールを割ることはできません。 その後、鳥栖に退場者が出て数的有利となった福岡。後半もサイド攻撃からチャンスを作るも、最後までゴールは奪えず。福岡にとっては、悔しい引き分けとなりました。
◆新潟2―1横浜FM(デンカビッグスワンスタジアム)
2位の横浜FMは前半終了間際、CKのこぼれ球を拾うと右サイドに展開。ヤン・マテウス選手のクロスに藤田譲瑠チマ選手が頭で合わせ先制ゴールを奪います。 しかし、後半は新潟の前線からのプレスに苦しむ横浜FM。ビルドアップでボールを奪われると、新潟・伊藤涼太郎選手、三戸舜介選手に立て続けにゴールを許し、逆転負け。首位神戸が上位対決に勝利しただけに、横浜FMにとっては痛い敗戦となりました。
◆浦和3―1G大阪(埼玉スタジアム2〇〇2)
鹿島―名古屋と同じく、30年前の1993年Jリーグ開幕カードとなった浦和―G大阪。 前半、先制したのは17位と下位に沈むG大阪。イッサム・ジェバリ選手がシュートフェイントからコースを突くシュートで得点。 しかしその後、試合の流れはホームの浦和。前半終了間際にアレクサンダー・ショルツ選手のPKで同点。後半には大久保智明選手、安居海渡選手がゴールを奪い逆転勝利。 浦和は連敗は阻止し6位浮上。一方のG大阪の勝利数はJ1最少の1勝。順位も最下位の18位に転落しています。