これぞイケオジの遊びスニーカー! 大人にこそ似合う上品なカモフラ柄です!
ひとクセもふたクセもあるのに合わせやすいんです
第173回はヴァレンティノ ガラヴァーニのスニーカーです。 革靴でキリッと上品さを魅せる、はたまたスニーカーでカジュアルなハズしをアピールする。足元のお洒落は、最も手軽に装いの印象を変化させられるわけですが、エッジを加えるとなると少々難度が上がるんです。やりすぎては子どもっぽくなるし、控えめではそもそも印象に残らないなんてこともありますからね。ヤンチャにならずにあくまで大人らしさをキープするとあれば、やっぱりラグジュアリーブランドが頼りになります。 イケオジにおすすめのアイテムを動画でチェック! 中でもオススメしたいのが「ヴァレンティノ ガラヴァーニ」。他にはない派手なスニーカーを手掛けながら、その全てにおいてメゾンの風格はしっかりキープしています。同ブランドを象徴するカモフラージュ柄を大胆に採用した一足は、トゥとヒールをレザーで切り替えリッチな佇まいに。随所にあしらったスタッズやロゴなど、アイコニックなディテールがあしらわれているのもアクセントに。 らしさを全面に押し出す一方で、ダークにまとめることで合わせやすく仕上げているのも流石。イケオジのお洒落を、遊び心あるエッジと大人のエレガンスを感じさせてくれる、この上なく最適な一手になってくれるはず。 地厚なラバーソールがクッション性と脚長効果を実現。派手なアッパーに対しモノトーンで控えめにデザインしているのもポイント。デイリーユースにちょうどいいグリップも備えており、街履きにピッタリです。 足首をしっかりとホールドする履き口は、プルタブが備わっており着脱も楽ちん。アイコニックなロックスタッズとロゴプリントが、後ろ姿でも目をひく存在感を発揮します。 サイドのVロゴがアイキャッチ抜群なコチラ。カーフレザーとテキスタイルファブリックを組み合わせることで、高級感ある仕上がりに。ソールを貫通させた超軽量ラバーはクッション性も補完。極め付けはヒールに配したオレンジの差し色。これがエッジ感を加速させます。 真っ白なスニーカーといえど、ここの手にかかれば目を引く佇まいに仕上がる好例。ダッドスニーカーのボリュームシルエットに、モカシンブーツのようなトゥのディテールがアクセント。立体感あるひとクセあるデザインは二度見必至です。 Photo:Naoto Otsubo Styling:Takahiro Takashio Text:Hayato Hosoya