大雨で3日目中止 54ホール短縮競技で脇元華が単独首位で最終日へ
◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 3日目(2日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72) 【画像】赤丸急上昇中、脇元華 きのうからの降雨に加え、午後からの天候の悪化が予想されるため、安全面を考慮して、大会3日目が中止になった。競技は54ホールに短縮され、最終日のあす3日(日)に最終ラウンドを実施する。 前日1日に出場78人が36ホールを完了。脇元華が通算13アンダーの単独首位で日米ツアー初勝利に王手をかけた。 2打差の11アンダー2位に米ツアー通算12勝(メジャー2勝)のアリヤ・ジュタヌガン(タイ)と米ツアー未勝利のイエリミ・ノ。10アンダー4位に今季日本ツアーで7勝の竹田麗央がつける。 6月に「全米女子オープン」で2勝目をあげた笹生優花、7月「エビアン選手権」でメジャー初勝利を飾った古江彩佳は8アンダー8位で5打差を追う。 渋野日向子は1アンダー58位で最終日を迎える。 日本ツアーとしては9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」に続く今季7試合目の短縮競技(6月アース・モンダミンカップは予備日を使用)。1988年のツアー制度施行後では89、90年に並ぶ最多となった(2021年は6度の短縮競技に加えて日本女子オープンで予備日を使用)。米ツアーの短縮競技はストームの影響を受けた2022年「ペリカン女子選手権」以来。 賞金は当初の予定通り、満額の総額200万ドル(3億605万円)が支払われる。
<上位成績> 1/-13/脇元華 2T/-11/イエリミ・ノ、アリヤ・ジュタヌガン 4/-10/竹田麗央 5T/-9/藤田さいき、マリナ・アレックス、コ・ジンヨン 8T/-8/小祝さくら、笹生優花、西村優菜、鶴岡果恋、岩井千怜、古江彩佳 ほか