阪神・育成ドラ1松原 ジェフ・ウィリアムス氏質問攻め スライダー伝授「アドバイスでよくなりそう」
「阪神2軍春季キャンプ」(17日、具志川) 憧れの大先輩から宝刀を伝授された。阪神の育成ドラフト1位・松原快投手(24)=日本海L・富山=が、2軍キャンプを訪問したウィリアムス駐米スカウトと初対面。サイドスローに転向した際、何度も動画を見て学んだ左腕にスライダーの投げ方を直撃し、講義を受けた。 【写真】阪神・近本先輩に楽天・辰己が試合前にご挨拶 兵庫・社高出身コンビ 目の前にいるお手本に目を輝かせ、何度も深くうなずいた。自身の武器でもある球種にさらに磨きをかけるために約20分間、質問攻め。「スライダーについて聞きにいきました。ジェフさんのアドバイスでよくなりそうなので、楽しみです」と助言に手応え十分だ。 求めるのは左腕のように打者が分かっていても打てない変化球。「スライダーを待っていても打てないくらいのスライダーを目指しています。バットに当たらなくて、体に当たるぐらいの感じが理想」。ウィリアムスが空振りを奪いながら右打者の体に当たった曲がりの大きい球種をイメージし、新たな武器として習得する。 この日は、ブルペンで47球を投げて調整。支配下登録を目指して、レベルアップを続ける。