草原に描かれた巨大な少女と灯台の絵、五輪プール数個分の大きさ スイス
スイス系フランス人アーティストのSAYPEさんが、地中海を横断する移民の窮状を訴えようと巨大なフレスコ画を制作した。 アーティスト SAYPEさん 「地中海横断を試みる、定員オーバーのボートを連想させるボートをここに浮かべた。そして灯台を抱えた少女と、灯台の光を表すランプが設置されている。灯台は、海で迷ったときに私たちを導いてくれるものの象徴だ。この作品が、私たちに謙虚な気持ちで自問自答を促し、これらの移民の問題で我々が抱える問題や混乱の中で、我々を導いてくれることを願っている」 SAYPEさんは、アフリカから欧州に渡る難民や移民を救助する慈善団体に敬意を表したかったと述べた。 このフレスコ画は五輪プール数個分の大きさで描かれていて、上空からしか見ることができない。またペイントは天然素材で作られているため、環境への影響はない。