「SHOGUN」にゴールデングローブ賞作品賞 真田広之さん主演
米テレビ・映画界の最優秀作を決める第82回ゴールデングローブ賞の授賞式が5日(日本時間6日)、ロサンゼルスで開かれ、「SHOGUN 将軍」がテレビドラマ部門の作品賞を受賞した。出演した真田広之さんが主演男優賞、アンナ・サワイさんが主演女優賞、浅野忠信さんが助演男優賞にも選ばれた。日本の俳優の演技賞は、同じ原作のドラマ化作品で女優賞を受けた1981年の島田陽子さん以来44年ぶり。 【写真】真田広之さん主演の「SHOGUN 将軍」。ディズニープラスの「スター」で独占配信中 Courtesy of FX Networks 真田さんは壇上で緊張した様子を見せながら英語であいさつ。自身に関わった全ての人への感謝を伝えた上で、「世界中の若い俳優やクリエイターたちに自分自身を信じ、決して諦めないで、と伝えたい」と述べた。浅野さんは「私にとってとても大きなプレゼント。とても幸せです」と感極まった様子で絶叫した。 式の後半にはテレビドラマ部門の主演女優賞と作品賞が続けて発表。サワイさんは「この脚本がなければ不可能だった」と脚本家たちをたたえ、感謝を口にした。 「SHOGUN」は昨年9月、米テレビ界の最優秀作を決めるエミー賞で作品賞(ドラマ部門)や主演男優賞、主演女優賞など史上最多の計18部門を制しており、米国の歴史あるアワードで再び快挙を果たすこととなった。エグゼクティブ・プロデューサーの1人、ジャスティン・マークスさんは「本当に何一つ予想していなかった」と信じられない様子で4冠の喜びを語った。
朝日新聞社