観光列車ひなび、デビュー JR盛岡駅から出発
岩手、青森両県を走るJR東日本の観光列車「ひなび(陽旅)」が23日にデビューし、JR盛岡駅(盛岡市)を出発した。2両編成で、景観を楽しめる大きな車窓が特徴。車体には白地に赤のラインと、山や川、花吹雪を描いて豊かな自然を表現した。 グループ旅行でくつろげるように、1号車にはボックス席も設けた。定員は計59人で全席指定。 来年2月までは東北線と釜石線の盛岡―釜石間で土日を中心に運行。その後の路線やダイヤは今後発表する。 この日は団体臨時列車「ひなび釜石デビュー号」として走った。出発式に集まった人は雪がちらつく中、手を振りながら「行ってらっしゃい」と列車を見送った。