観光列車「かんぱち・いちろく」完成までの軌跡 200日に密着
衛藤一六の曾孫衛藤道哉さん「大変名誉なことだと思います。これ以上のものはないし、両親が生きていたら涙ながして喜ぶと思います」 ■提供する料理にもこだわり デザイン・設計・技術など、スペシャリスト達によって新車両の完成が近づく中、プロジェクトリーダーの松本さんは、福岡・大分の旬の食材にこだわった料理を提供するため、仕事が終わったあとに様々な店舗に足を運び、打ち合わせを重ねました。 HUCHIGAMI渕上誠剛さん「長いお皿として考えるパターン。もしくは料理が決まってないから何とも言えないけど2つに真地切る。それも面白いと思うんですよね」 そして社長をはじめ、JR九州幹部による試食会も開き、提供する料理の内容を決定しました。 JR九州古宮洋二社長「ボリューム説明して、別にして色合いやな。色合いやな、どうしても茶色系が多くなるからゆふ高原の食材を使って頂いています」 ■開業直前に行われた訓練 開業直前には、別の観光列車を使って、客室乗務員の訓練も実施し、サービスの質向上も目指しました。 客室乗務員北川智子さん「もう少しスピードを上げていかなければいけないフローがたくさんありましたので、そこを改善できたらなと思っています」 JR九州松本拓也さん「時間がないなっていう感じなんですけど、本当にあっという間にここまで来たなって。最後の最後まで、しっかり気を引き締めて取り組みたいなって思っています」 ■沿線住民の思いも乗せて キックオフ会議から約半年、ついに「かんぱち・いちろく」は営業を開始しました。 アナウンス「由布岳を絶景を眺めながら、一六曲がりに思いをはせてみてはいかがでしょうか」 沿線住民「災害があったので、復興の意味もこめてもっと盛り上がればいいと思います」 園児たち「田主丸へ、ようこそ!」 沿線住民「田主丸の良さが広まってくれればいいな」 乗務員「常にブラッシュアップしながらより良い状況でお客様をお迎え出来るように頑張ります」 JR九州松本拓也さん「この列車には、たくさんの方が関わってくれていますので、その方々の思いをご乗車して感じることができると思いますので、多くの方にご乗車して頂ける様に、これからも頑張っていきます」
RKB毎日放送