「金メダル絶対獲る」 パリ五輪・バレー日本男子代表の大塚達宣選手が枚方市役所を訪問
パリ五輪で52年ぶりのメダル獲得を目指すバレーボール男子日本代表の大塚達宣選手(23)=大阪ブルテオン(旧パナソニックパンサーズ、本拠地・大阪府枚方市)=が4日、同市役所を訪れ、「金メダルを絶対に獲るという強い気持ちをもってチームで戦っていく」と意気込みを語った。 大塚選手は枚方市出身で、市立山田小3年のときにパンサーズジュニア(当時)でバレーを始めた。市立中宮中を経て洛南高校(京都)で出場した春高バレーでは、MVPを獲得し、チームを優勝に導いた。地元のパンサーズ入団後はチームの中心選手として活躍している。 国際大会のネーションズリーグでの銀メダルを持参した大塚選手はフランスとの決勝を振り返り、「悔しさが勝った試合だったが、(決勝を)経験できたことはパリ五輪につながる」と強調。伏見隆市長らの激励を受け、五輪での金メダル獲得を誓った。 また、生まれ育った枚方市にあったパンサーズの存在を挙げ、「環境が恵まれていた」と大塚選手。中宮中1年のときに身長が12~13センチ伸びたエピソードも紹介し、市関係者らを驚かせた。 今後は国内合宿やポーランドでの練習試合を経て、27日(日本時間)のドイツ戦で初戦を迎える。大塚選手は9月以降、イタリア・セリエAのミラノでプレーする。