ベリンガムやケインらGOALの2023-24シーズンベストイレブン
CB:マッツ・フンメルス(ドルトムント)
ボルシア・ドルトムントのエディン・テルジッチ監督は、サン・シーロでACミランに勝利したチャンピオンズリーグ・グループステージで、フンメルスを「フットボールの神様」と呼んだ。 フンメルスは、タックル数、競り合いでの勝利数、インターセプト数、クリア数でトップに立っている。つまり、ブンデスリーガで苦戦を強いられたチームが、チャンピオンズリーグ決勝へ進出できたのはこの35歳のおかげなのだ。
CB:フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)
リヴァプールのディフェンス陣は2023-24シーズン中、負傷で壊滅的な打撃を受けたが、キャプテンのファン・ダイクはコンディションを維持できただけでなく、最高のパフォーマンスを取り戻した。 空中戦では圧倒的な強さを見せつけ(ヘディングシュートをより多く決めたのはニコラ・ミレンコビッチだけ)、地上戦ではほぼ無敵(シーズンを通して彼をかわせた相手は4人しかいなかった)、さらにカラバオカップ決勝での劇的な決勝点を含む4ゴールを決めた。
RWB:ジェレミー・フリンポン(レヴァークーゼン)
マンチェスター・シティのアカデミー出身で、2021年1月にセルティックからレヴァークーゼンに移籍したフリンポンは、シャビ・アロンソの下で全く新しいレベルのプレーを披露し、ますます力をつけている。 フリンポンはなんと24ゴールに直接関与し、スペイン人指揮官が率いるチームが歴史的な国内2冠を達成すると同時に、ヨーロッパリーグの決勝にも進出した。
CDM:ロドリ(マンチェスター・シティ)
ロドリはまだ正当な評価を受けていない。エデルソンが言うように、現在のサッカー界で間違いなく最も影響力のある選手であるにもかかわらず、彼はプレミアリーグの最優秀選手賞にノミネートすらされなかった。 マンチェスター・シティは、このスペイン人が中盤を支えている時、(FAカップ決勝まで)試合に負けることはなかった。そして、9ゴール13アシストという数字が証明しているように、彼はフィールドの反対側でさらにインパクトを与えるようになっている。
CAM:ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)
新しいクラブで最初からワールドクラスのパフォーマンスを見せるのは難しい。プレッシャーの大きいレアル・マドリーではなおさらだ。しかし、ジュード・ベリンガムはいとも簡単に適応してみせた。 クリスティアーノ・ロナウドの記録を塗り替え、ディエゴ・マラドーナと比較されながら、全コンペティションで23ゴール・13アシストを記録した。1年目からラ・リーガ、チャンピオンズリーグのタイトルを獲得している。