【マイルCS GⅠ調教Special分析】うなるような手応えのエルトンバローズが調教評価『S』
増本 実力馬ぞろいとあって、いい動きをしていた馬が多かったですねぇ。 内海 なのに栗東組のS評価はエルトンバローズだけか。君の事前予想で◎だからって、ひいき目に見たんじゃないだろうな。 増本 そんなことないですよ! 誰が見たっていい動きをしていたと思います。前半からうなるような手応えで、乗り手は手綱を引っ張り切り。それでいてラスト1ハロン11秒7はこの日の最速タイですからね。 内海 わかった、わかった。無理なく速い時計が出ていることは、好調の証しだな。 増本 先週は栗東CWコースで6ハロン80秒3─11秒4の好時計ですからね。この中間は今までにない前進気勢が出ています。距離短縮の今回に限って言うと、それはプラスに出るはず。昨年より先行勢が少なくて…。 内海 予想は週末に取っときなさい。美浦では人気だろうけど、やっぱりブレイディヴェーグがいいよ。目に見えて良くなったわ。時計(6ハロン82秒8)はこれくらい出て当然だけど、前の馬に並びかけるときのギアチェンジのスピードが素晴らしかった。さすがやね。 桜至郎 手綱を取ったのは、前走の当週追いにも乗っていた杉原騎手。「今回の方がはるかにいい。いい馬特有の(乗っていて)遅すぎるくらいの感触」と大絶賛でした。マイルに対応できれば、好勝負必至でしょう。