豪打の松平賢二・永尾尭子ペア ベスト4で終幕 賢二「永尾さんのドラゴンドライブのおかげ」<全日本卓球2024>
永尾の“ドラゴンドライブ”
<お互いのやりやすかった点はどこですか> 松平:永尾さんのドラゴンドライブですね。4回戦、10-9リードの場面で、相手にレシーブでストレートに良いドライブをされた。僕が“終わった”と思ってその場で見てたら、後ろから永尾さんが飛びこんできて、すごい軌道で“ドラゴンドライブ”をねじ込んだ。 永尾:試合終わった後も、“あのドラゴンドライブびびったよ”って言ってました(笑)。 松平:今日の準々決勝も、0-2から僕が超甘いレシーブを出してしまったときに、後ろからロビングみたいなドラゴンドライブを。あの2本ですね。大事な局面で飛び出す、永尾さんのドラゴンドライブ。 <永尾さんはいかがですか> 永尾:賢二さんがレシーブで相手を崩してくれるので、4球目が待ちやすくて安心感がありました。あと、下がってからも盛り返してくれるので。 松平:でも、今回は下がるラリー、少なかったよね。わりとサービス・レシーブで崩す展開だった気がする。あとは初戦で、後ろから盛り返そうと思ったら、ドライブが(永尾さんの)背中に当たったくらいかな(笑)。 永尾:賢二さんがドライブで盛り返してくれたのに、自分が前に入るのが早すぎて、私の背中の真ん中に当たったんです。いつも前でやってないので(笑)。あれ絶対入ってましたね。 <とても楽しそうでしたね> 松平:楽しかったです。変に気負ってしまうと、お互いサービスもレシーブも何もできなくなるので、これくらい楽しく、が良かったんだと思います。
混合ダブルス準決勝
篠塚大登(愛知工業大)/木原美悠(木下グループ) 3-1 松平賢二(協和キリン)/永尾尭子(サンリツ) 11-7/9-11/11-3/11-6
ラリーズ編集部